震災後に思うこと。

　今回の震災にて自分自身は、神奈川県在住だったため家への被害も無く、実家も震源地から遠かったため、大きな被害は会わなかった。
今も、関東では電車の本数が減っていたり、節電対策などが行われており、被害地とは比べ物にならないが、震災被害は続いている。
ニュースなどで観た、被害は驚くほどのものですべての人が安心して暮らせるまでどのくらいの期間と費用が必要になるのか想像も付かない。

地震から4週間が経とうとする今。俺自身の置かれている現状と、ニュース報道などの情報から自分の意見をまとめてみようと思う。

ニュース報道では、津波の被害に有った街と原発の事ばかりが報道されている。
原発の話は心配だと思うが、現地の技術者たちにどうにか頑張って欲しいと思う以外無い。自分が報道に振り回されて右往左往してもプラスにはならない。心配だったら、仕事を辞めて西日本か、海外に逃げるしかない。と思っているので、腹をくくるしかない。
支援活動は、被災者の方々には有る程度生活が安定するまでの支援物資を送り続けてもらう様に年単位の長いスパンでの活動をして欲しい。家と生活が安定するまでには数年は必要だと思うので。

で、俺自身の対応について、周りの声やニュース報道等を聞くと、「被災者の事を考えて自粛しろ」と言う言葉をよく目にする。
俺が物事を自粛して、お金を使わないいで、お金を銀行に保管していて誰が得をするのか？下層のサラリーマンである俺は大きな額の募金なんて出来るわけもないし、自分の生活も守っていかなければいけない。
また、「被災者の事を考えると．．．」なんて言葉はキレイ事だと思っている。そう言える人は、自分の生活が安定しているから言える事だと思う。日々の生活 がいっぱいいっぱいなら自分の事しか考えられないと思うし、報道により米、インスタント麺、水、トイレットペーパー、ティッシュペーパー等を買い溜めする 人も口ではキレイ事を言えても、行動は自分の事しか考えていないのでは？と思ってしまう。
買い物に入ったスーパーにて、温めるだけで食べられる 米をホクホクした顔で買い物カゴに入れている主婦と思われる人を見たときに少し気分が悪くなった。その時期は商店から軒並み保存食が無くなり、生鮮食料が 潤沢に有った時期であり、毎日昼に買い物に出られる人であれば食べ物に困ることは無いはずなのに。
まぁ、東北や関東圏の工場の操業が不安定だっ たりするので、そこで作っていた物の流通は少し減るかもしれないが、動いている工場での代替や、西日本の工場があるので日用品に関しては困ることは無いは ず。現状ではかなり流通に関しては回復しているので、日用品は選ばなければ問題なく買える状態になっている。

何が自分に出来るのか？
多分何も出来ないから、節電をして、日用品の過大な買い溜めをせずに、普通に日常を過ごすしかないと思う。あとは自分で出来る範囲での募金くらいか？
ただ、変に煽ったり、自粛したり、そう言う事をすると一時的には良いが長い期間そう言う気持ちで居ると精神的に疲れてしまうと思うので、ストレスがたまらない範囲で何かをすれば良いと思う。