罪とか罰とか

公式サイト
http://www.tsumi-batsu.com/

タイトルを最初に見たとき、ドストエフスキーかよ！とか、思った。
そして、あまり興味も惹かれなかった。

しかし、ある店に有ったポスターで脚本・監督が「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」と知ってしまったので、行かなければ！となったわけで。


大きなストーリーはある程度使い古された感じはするけど、各所でのブラックユーモアと、最後のオチのセンスがよい。
話の構成も面白い。

そして、主役が埋没するほどの脇役の濃い個性とか、、カメオ出演の方々が妙にマニアックだったりと、楽しかった。


バラバラなワンシーンワンシーンが、実は繋がっていてそのつながりが妙な有り得ない感が楽しい。
根本的に見る人を選ぶ映画である事は間違いない。俺は、好きな感じである（監督で見に行くのだから当たり前か）。
ってか、成海璃子って16歳だったのね。若いな～